借金0で人生をやり直す。私が自己破産を選んだ理由と、気になる「車」と「裁判所」のリアル

jikohasaannend 生活・くらし

 弁護士費用を分割で支払いながら、すべての返済がストップして静かな日々が始まった私。 次のステップは、数ある債務整理の中から「どの方法で解決するか」を決めることでした。

巷では「自己破産をすると人生が終わる」なんて恐ろしい噂もありますが、それは大きな誤解です。

 今回は、私が任意整理や個人再生ではなく「自己破産」を選んだ理由や、地方での生活に欠かせない「車」はどうなったのか、そして実際に足を運んだ「裁判所のリアルな空気感」をお話しします。

任意整理・個人再生ではなく、私が「自己破産」を選んだ理由

弁護士の先生からの説明で、債務整理には大きく分けて3つの選択肢があることを知りました。

  • 任意整理: 債権者を選んで借金を減額する(0にはならない)
  • 個人再生: すべての債権者を対象に大幅減額する(0にはならない)
  • 自己破産: 裁判所を通じて、すべての借金を0(免除)にする

どの方法を選んでも「ブラックリストに載る」という事実は変わりません。 それなら私は、中途半端に残すのではなく「借金を完全に0にして、一から生活をしっかりと立て直したい」と考えました。どうせ同じ結末(ブラックリスト)になるのなら、きれいに0にして再出発しよう。そう決意して、自己破産を選びました。

地方生活の命綱。自己破産で「車」は残せるのか?

 自己破産を決める上で一番困ったのが、通勤手段(車)がなくなってしまうことでした。車がないと生活ができない環境だったため、ここは死活問題です。

 任意整理や個人再生なら車を残せる可能性が高いのですが、自己破産の場合は財産を処分する必要があります。

 しかし、先生に相談したところ、「市場価値が10万円以下(※基準は地域や裁判所によって異なります)の定額以下の車であれば、所有し続けても問題ない」とのことでした。そこで私は、処分対象にならない、条件を満たす安い車を購入することで、無事に通勤手段を確保し、生活を維持することができました。

裁判所に提出する「反省文」の作成

 自己破産は、弁護士が勝手に決めるものではなく、最終的に「裁判所」が認めるものです。 裁判所に「この人は本当に免責(借金チャラ)にして大丈夫か」を判断してもらうため、弁護士の先生から「反省文」を書いてほしいと言われました。

  • 最初に借金をしてしまった経緯
  • そこから現在に至るまでの詳しい状況
  • これからの展望と、二度と借金をしない生活をするという強い意思表示

 これらを自分の言葉で文章にまとめ、先生に提出しました。先生はこれらをしっかり集めて、裁判所に受け入れてもらえるよう書類を整えてくれたのです。

いざ裁判所へ!10人で受けた「集団での決済」

 必要書類の提出からしばらくして、ついに自分の住所を管轄する家庭裁判所(地方裁判所)へ行く日が来ました。

 「映画のように厳しい尋問を受けるのだろうか…」と緊張していましたが、実際の様子はイメージと全然違いました。

 広い部屋に、私と同じように債務整理を行う人が10人程度集団で集まり、前に裁判官(裁判員)が座っているという状況。その場で順番に簡単な質問をいくつか受け、あっさりと裁判は終わり、決済(免責の決定)を受けることになりました。

時間にしてほんのわずか。拍子抜けするほど静かに、私の借金はすべて無くなりました。

まとめ:全ての支払いが終わり、生活にゆとりが戻った

 弁護士費用をすべて払い終え、裁判所の免責が確定したあとは、言うまでもなく月々の支払いは一切ありません。

 常に借金のことで頭がいっぱいだった毎日は終わり、心から生活にゆとりを持つことができて、本当に生活が楽になりました。

 巷で言われるような「怖い人が家に来る」「電話が鳴り止まない」なんてことは一切ありませんでした。正しい知識を持って、プロである弁護士の先生を頼れば、必ず人生はやり直せます。

 もし今、当時の私と同じように苦しんでいる人がいたら、どうか怖がらずに一歩を踏み出してみてください。

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